米国OECE代表部プレスリリース ウィーン 2014年3月9日付
米国は多国籍から構成される欧州安全保障・協力機構(OSCE) 軍事監視団がアルミャンスク近郊の検問所において、警告射撃が行われたとの報告に深い憂慮を表明する。
監視を行い、地域情勢を報告することを唯一の目的とした武器を携帯しない国際使節団に対する脅迫は容認されるものではない。
ダニエル・バーエルOSCE代表部米国大使は、ロシアはクリミア半島への自由なアクセスを阻止しているのが誰か知らないと述べているが、ウィーン文書署名国であるロシアはモニタリング専門家の自由なアクセスを公に要求しなければならない。
バーエル大使は、ロシアがクリミアの安全状況につき憂慮を述べているのであれば、地域モニタリングの専門家の到着を強く歓迎すべきであると指摘した。
この事件は、地域住民の安全に関する懸念と、ロシア側が同軍を基地へ帰還させ、クリミアにおける挑発行為を停止させる必要性を強調するものである。バーエル大使は、同地域の安全と安全状況に関する公正なレポートは不可欠であり、この24時間にジャーナリストに対する襲撃があったことは遺憾であると明言した。
米国は、OSCE加盟国でありウィーン文書署名国であるロシア及び全ての関係方面に対し、人権、経済状況、安全状況に関する透明で公正な報告を保証するため、監視団のクリミア半島を含むウクライナ全土における最大限のアクセスを確保するよう求める。