2020年7月発表の法務省の統計によれば、現在、1,940人のウクライナ国民が在留資格を得ています。
日本には在外ウクライナ人によって設立された東京を拠点とするNPO法人 日本ウクライナ友好協会 KRAIANY(クラヤヌィ)が存在します。 KRAIANYは、2000年から非公式コミュニティとして活動してきましたが、2021年3月に正式にNPO法人としての登録を行い、様々な活動を通して、ウクライナの文化を一般の日本の人々に知ってもらうことを目的としています。2000年から主に教育イベントやワークショップ、フェスティバルやパレードなど文化イベントの開催に焦点をおき、活動を続けてきています。
2009年に「日本ウクライナ友好協会 KRAIANY」は子どもたちの為に、ウクライナ日曜学校「ジェレリツェ」(http://dzherelce.github.io/)を開校しました。 授業は2週間に一度行われ、ウクライナ語の勉強だけでなく、ウクライナの文化、各種イベント(母の日、クリスマス、コロディアなど)、演劇やダンス、ヨガ、プログラミング、そしてサマースクール等も開催しています。学校の主な目的はウクライナの歴史ある豊かな文化を教え、親しんでもらうことで将来、ウクライナの伝統を守って行く事ができる事になることです。
NPO法人 日本ウクライナ友好協会 KRAIANY(クラヤヌィ)の ホームページは以下になります :https://www.kraiany.org/ja/
日本のウクライナコミュニティのFacebookページ: "Krayany" – https://www.facebook.com/ukrainians.japan.
2018年2月、愛知県名古屋市において、特定非営利活動法人 日本ウクライナ文化協会が日本の現行法令に基づき、設立、登録されました。 本法人は日本、ウクライナ両国民に対して、文化・科学・教育の分野に関する事業を行い、両国民の相互理解に係る問題の改善や解決を図り、両国の友情を築くことの増進に寄与することを目的とします。
日本ウクライナ文化協会のホームページは以下になります :http://jp-ua.org
2019年9月、ウクライナ日曜学校「ホロバチョック」(一般社団法人 ジャパン・ウクライナパートナーズ)が東京に開設されました。 学校のウェブサイトはhttp://khrobachok.orgです。
「クラヤヌィ」と「日本ウクライナ文化協会」の主導で、ウクライナの伝統的な民族衣裳、「ヴィシバンカ」を着て歩く、「ヴィシバンカ メガパレード」を開催しました(2018年5月13日、20日)。 これらのイベントの目的はウクライナの普及と、日本人にウクライナ文化、民族衣裳と国民的な歌に親しんでもらう事にあります。
2019年12月、1932年〜1933年のホロドモールを追悼する伝統的な式典が日本聖公会東京教区、聖オルバン教会において、在日ウクライナ正教会(クィイヴ(Kyiv)総主教庁)聖ユダミッションによって、行われました。在日ウクライナ大使館の外交官達は家族、ウクライナコミュニティの主要メンバー、日本の友人らと共に出席しました。
2020年2月、在日ウクライナ大使館で、イーホル・ハルチェンコ大使とウクライナ人の学校「ジェレルツェ」との学生の面会が行われました。