「ウクライナはクリミアを取り戻し、欧州連合に参加する。いつ、どうやって、それだけが問題だ」。これをスローガンに、6月12日、外国特派員協会において大使の記者会見が行われた。 //
会見には70名の海外特派員、日本の報道機関、主要新聞、テレビメディア、政党、政治専門家、ビジネス関係者、およびロシア連邦を含む各国の外交官が出席した。
ウクライナ大使のほか、廣瀬陽子氏(慶応義塾大学准教授)、ジェームズ D.J.(テンプル大学日本キャンパス助教授)が会見に参加した。
大使は、開会スピーチのなかで以下を強調した。
・ペトロ・ポロシェンコ大統領が6月7日にウクライナ国会で行った就任演説で示したウクライナ東部の問題解決および平和回復のロードマップ
・ウクライナ、OSCE、ロシア連邦大使による連絡グループ会議
・大統領選挙後の状況、欧州連合参加へのさらなる努力、米国、欧州、日本からの追加支援の期待
・ウクライナ政府は、ロシアとオープンな交渉の用意があるが、クリミア問題およびウクライナ国民、ウクライナ政府がヨーロッパを目指す姿勢に対しては一切の介入や妥協は許さない
・国内の変革としては、憲法改正、地方分権、経済改革、腐敗根絶が重要である
・プーチン大統領による、ガス/石油供給を「武器」としたウクライナや欧州に対する脅迫の「無力化」計画の実行
・ロシア政府の積極的なプロパガンダによる、国内外メディアに対する情報操作および行動正当化
・クリミアの違法な併合およびウクライナ憲法に反する「住民投票」
・ロシアはジュネーブ合意を履行しようとする意欲が皆無であり、ウクライナ国内にロシア特殊部隊に所属する武装集団を送り、ウクライナ国民を誘拐、殺害している
聴衆からの興味深い質問に対し、大使や参加者は、ロシアのウクライナ国内情勢に対する横暴な介入や、ウクライナ危機が日露関係に及ぼす影響について語った。ハルチェンコ大使は、ウクライナと日本は距離は遠いが、日本の領土問題の原因となっている共通の侵略者がいる点で近いと述べた。
また、安倍首相のウクライナの独立性、主権性、領土一体性を支持する前向きで継続的な姿勢を称賛し、ウクライナ大統領による、大規模な平和計画の実現、ウクライナの領土一体性の回復、構造的経済改革実行の取り組みを支援する、日本の経済的、財政的支援に謝意を表した。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140612/k10015185651000.html
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201406/2014061200893
{video}https://www.youtube.com/watch?v=C84N0gupXZg{/video}