ウクライナは、国境付近に展開するロシア軍の即時撤退をあらためて要求した。これは、ウクライナ東南部の緊張緩和を目指す2014年4月17日付けジュネーブ宣言の理念にかなうものである。
ウクライナ国内での軍事力行使を容認したロシア議会の決議を基に、ウクライナ国境付近のロシア軍集結がさらに拡大することになれば、ウクライナ東部の緊張状態のさらなる悪化を招きかねない。ウクライナ国内の親ロシア派武装集団が、国境付近のロシア軍の存在を利用し、ウクライナ国内への進軍を挑発する危険も秘めている。
ウクライナは、ウクライナ南東部情勢の平和的解決を望んでおり、ジュネーブ合意の履行を行動で示していく決意である。
ウクライナ東部に展開するウクライナ軍は、その国籍を問わず全市民の安全保護が唯一の目的である。さらに、軍事的警告を与えることは、ウクライナの領土一体性を力により脅かす脅威に対して、適切な対応である。