2014年4月22日(ベルン)
スイス連邦大統領およびOSCE事務総長のディディエ・ブルカルテール氏は、2014年4月17日の合意を基にした具体策の実行開始に関してウクライナ当局を称えた。
ブルカルテール氏は、OSCE特別監視団によるウクライナ当局および地方自治体のジュネーブ宣言に基づく活動への全面的な支援を強調した。監視活動は、ウクライナ当局との協議により実行し、違法占拠施設の特定や具体策実行計画作りなど、不法占拠集団への初期的な接触等で、ジュネーブ宣言履行に向けた取り組みを支援している。
事務総長は、ウクライナ政府によるイースター休暇中の作戦一時停止の発表や、恩赦に向けた法的整備、地方分権の議論開始などを称えた。同氏は、暴力的な誘拐事件等、一部地域の情勢悪化については、ウクライナ関係機関に対してさらなる対策強化を行い、ジュネーブ宣言に基づく多様な具体策を講じるよう求めた。ジュネーブ4者合意締結というポジティブな躍動感を維持していくことが非常に重要であると強調した。
ブルカルテール氏は、行き詰まった状況を打開するには、国、地域、地方レベルの政治的意思が鍵になり、ウクライナの建設的な行動および危機的状況打開に向けた行動を信じていると述べた。
さらに、欧州連合、ロシア連邦、米国に対し、ウクライナ政府およびOSCE特別監視団の活動への全面的支援を求めた。ジュネーブ合意のすべての当事者に対し、ウクライナ国内のすべての利害関係者に対し、暴力の排除、施設、道路の違法占拠状態の速やかな終結および武装解除を促すよう求めた。
ブルカルテール氏は、ジュネーブ合意を効果的に履行するには、すべての関係国が長期におよぶ協力と対話の継続を行うことが重要であると強調した。また、特別監視団への財政等の支援に対し、関係国に感謝した。