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駐日ウクライナ大使に聞く、日本のとるべき対応は?   BSフジLIVE プライムニュース
06 3月 2014 10:38

Q クリミア半島でロシア軍は今、どのような活動をしているのか?

A

ロシアは事実上、クリミアを占領しています。これは、ロシアの兵士から聞いていますが、制服に何も書いていないとしても、彼らはロシアから来ていると言っています。これは、占領であり、疑問の余地はありません。

 

具体的には、「占領」という状態は、何をしているのでしょうか?

 

いったい何をやっているのか、私も知りたいです。国際法上では、これは「軍の侵攻」ということになります。軍の侵攻であり、占領です。世界は、彼らがクリミアで何をやっているのか知りたがっています。彼らがいつ出て行くのかを知りたがっています。私自身、私の国や同盟国も、この点について知りたいと思っています。また、この機会に私は日本政府に感謝したいと思います。日本がウクライナを支持し、いかに困難な状況であるかを理解していただいていることに大変感謝いたします。

 

プーチン大統領は、クリミア半島にロシア軍を展開している理由は、ロシア系住民の保護にあると言っています。クリミア半島におけるロシア系住民は危険な状況にあったのでしょうか?

 

ロシア系住民は、通常の状態にあります。しかし、ロシアが侵攻したことにより、難しい状況におかれています。侵攻前までは、困難な状況ではありませんでした。ウクライナには100以上の人種がおり、ロシア系住民は2番目に大きな人種グループです、クリミア半島にはタタール系、ウクライナ系、ユダヤ系住民もおります。そこでロシアの部隊がクリミアで何をやっているのか、ウクライナの土地で何をやっているのか、それが大きな疑問です。

 

もともとクリミアにはロシア軍の基地があり、そこにはロシアの正規兵が駐屯していましたが、彼らがそこにいたこと自体は、もともとあったものと考えてよろしいでしょうか?

 

ロシアが駐留することについては、協定が結ばれています。セバストポリなど基地がある場所にはロシアが駐屯できると協定で合意されています。しかし、今は勝手に他の場所にも展開しているのです。クリミア全体に展開しているわけです。ウクライナは、駐屯地に留まるよう要請していますが、それに応えていません。それが、侵攻であり占領であるわけです。

 

プーチン大統領の会見のなかで、ウクライナが暴力による権力奪取で樹立した新政権には妥当性がないと言っています。ウクライナの人々は新首相を含め新政権をどのような存在とみていますか?大使はプーチン大統領の意見をどのように捉えていますか?

 

ウクライナには、現在、新政権が樹立されています。これは議会が任命したものです。ヤヌコビッチ大統領が憲法上の義務に従わず、国を逃れました。大量殺戮等の罪で逮捕状も出ていました。彼がロシア連邦内にいることが、数日前に分かりました。ロシアは、ヤヌコビッチ大統領が正当な大統領だと言っています。私は、ウクライナには現在、合法的な政権があると考えています。しかし、政権は、たった一日しか平和的に仕事ができませんでした。翌日には外部からの脅威、侵攻がありました。国境を接しているロシア連邦からの脅威がただちに現れたのです。

 

ロシア系住民の保護のため侵攻したという事実について、大使は別の場面でナチスドイツが他国を侵攻した際のことを例に挙げていました。これはナチスドイツと同じ意味だとおっしゃっているのですか?

 

そういった、類似しているという分析は耳にします。20世紀、ウクライナは激しい戦いに巻き込まれました。今の事態は2013年というソ連邦が存在していない時代です。ウクライナは独立している主権国家です。ウクライナは自国を守る用意があると言っています。私たちは平和国家です。22年前に国家ができてから、世界中に友好国があります。ロシアも友好国であると思っています。ですから、今回の事態は大きな衝撃でした。隣国がこのようなことするのは前代未聞のことです。このような中、ウクライナは戦闘態勢を整えています。もちろん平和的な方法で解決したいと考えています。この状況を落ち着かせるため日本を含むすべての友好国が行っている努力に感謝しています。

 

ロシアに対する反感が強まるほど、ロシアにしてみればセバストポリという重要な基地を維持できるかというロシアにとっても非常に重要な問題になると思います。ロシア側から見た場合、セバストポリの黒海艦隊を失うかもしれないという危険を感じ、ロシアがこの状況を悪化させる懸念はないですか?

 

他の主権国家に駐屯しているということは、特別な交渉を経て決まったことです。私自身も1992年の交渉時に参加していました。現在は、合意が形成されています。今、問題なのは、ウクライナはこの合意を継続していくのかという決断を迫られています。ロシアを駐屯させることに問題はありませんが、これを破り、領土が侵略されたわけです。

 

クリミア自治共和国にはロシア系住民が6割いると言われています。クリミア自治共和国では、まもなく住民投票が行われます。ウクライナに留まるかどうかがテーマになると言われています。ロシア系住民が6割いるクリミア自治共和国ですから、独立支持が多数になる可能性がありますが、そうなった場合、ウクライナは独立を認める可能性はありますか?

 

ウクライナには様々な人種がいます。クリミアは自治共和国であり、ウクライナの自治共和国です。政府も独自のものがあり、独自の議会や憲法、体制があり、中央政府との関係があります。それらがすべて侵害されました。つまり、傀儡政権が数日前にクリミアに設立されたのです。これはウクライナの法律に違反していることです。軍事占領下での投票で、なにが決まるでしょうか。ウクライナは自由に決定ができるはずです。しかし、それにはまず平和が必要です。外国の部隊には出て行ってもらう必要があります。

 

プーチン大統領が来日する予定があります。北方領土問題が進展するとの期待もあり、ウクライナ問題でロシアとの関係悪化を恐れているという意見も日本には一部あります。

 

日本とロシアの関係について私が言及することはありません。ウクライナはすべての国と友好的な関係を望んでいます。日本とロシアの交渉がうまくいくことを期待しております。ただし、ロシアは現実に、私の国を占領しているのです。これだけは、私は明確に申し上げます。

 

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