ウクライナ危機メディア・センター,2014年7月3日
皆様,
l ウクライナは,ロシアの明確な侵入の結果発生しているウクライナ東部における紛争の平和的解決に忠実である。
l 一方的な停戦に対し,ロシアのテロリストは,ウクライナ軍兵士,国境警備隊員,地元の民間人に100回を超える攻撃と射撃を行った。
l ならず者は,学校,インフラを破壊し,罪もない人々を殺害し,鉄道を破壊し,掠奪と強盗をはたらいている。
l 我々の平和措置に対し,ならず者及びその庇護者の側は,然るべく回答しなかった。
l ウクライナ軍最高司令官は,反テロ作戦の積極フェーズを再開する旨の命令を下した。
l 作戦は継続している。
l 同時に,ウクライナ,ドイツ,フランス及びロシアの指導部の命令により,昨日,ベルリンにおいて,ポロシェンコ大統領の平和計画実施に向けた尽力の枠組みにおいて,4か国外相会談が開催された。
l ウクライナの立場は,明確で一貫している。
l 第1に,平和的解決は,持続的な二者間の停戦という条件において,可能である。
l 第2に,テロリストは人質全員を解放しなければならない。
l 第3に,ロシアに対する基本的な要求事項は,停戦に向け,ロシアのテロリストに対しあらゆる直接的な影響力を行使し,また国境の然るべき効果的管理に向けあらゆる必要な措置を講ずることである。
l 我々は,具体的行動を期待している。ロシアがテロリストに対する挑発的な支援を停止し,約束された義務を果たせば,平和が回復される。
l 7月5日より前に3者コンタクト・グループ会合を開催することで合意された。
l テロリスト及びならず者に対する影響の行使並びに国境の安全確保を目的とするロシアによる具体的な措置が期待される。
l 右に資するのは,ロシア領内の国境通過地点「グコヴォ」及び「ドネツク」におけるウクライナ国境警備隊員の立会いである。
l OSCE特別監視ミッションは,停戦のモニタリング,そして右が達成されれば,テロリストの武装解除のモニタリングを実施する。
皆様,
l ロシア当局によるウクライナ国民に対する迫害の状況が極めて懸念される。
l 数十名がクレムリンの直接の人質となっている。
l ウクライナは,ウクライナ国民の早急なる解放をロシアに要求する。
l 問題となっているのは,オレフ・センツォフ,オレクシィ・チェルニイ,ヘンナジィ・アファナシエフ,オレクサンドル・コリチェンコ,及びロシア連邦保安庁により乱暴にも拘束されたその他の者達である。
l クルスクで拘束されているユーリィ・ヤツェンコ及びボフダン・ヤリチェフスキーの速やかな帰国を要求する。
l 我々は,20回以上に亘りロシア当局に対して公式に要請しているが,これらに対して何ら実質的な回答は寄せられていない。
l これは自由及び人権,並びにあらゆる限りの国際法及び国際関係の原則に対する重大な違反である。
l ウクライナ国民の保護に関しロシア側から聞こえてくる皮肉な言説は,国際社会全体に対する挑戦である。
l スロヴャンスクで誘拐されたパヴロ・ユロフ及びデニス・フリシチュクの安否を世界の舞台芸術界が懸念している。
l 人質全員の無条件解放は,ウクライナの平和計画実施にあたっての条件の一つである。
l 無実のウクライナ人の解放に向けた要求を停止することの無いよう国際社会に呼びかける。
l 最後にクリミアについて。
l クリミアにおける人権状況が悪化し,クリミア・タタール人の権利が明らかに制限されており,これは我が国の懸念の中心をなしている。
l 強制移住犠牲者の追憶の日及びクリミア・タタール旗の日は,ロシアの集会が自由に挙行されているのに対し,禁止された。
l これはクセノフォビア及びショーヴィニズムである。
l 世界は,ロシア国家の帝国主義による脅威が有する深刻さを理解すべきである。
ご清聴に感謝する。
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