米軍は欧州の同盟国を支援し、ウクライナに支援を提供する準備ができている。米国は、威嚇に対して応答する準備ができているという明確なシグナルをロシアに発信している。
これについて表明を行なったのは米統合参謀本部議長マーチン・デンプシー大将である、と Atlantic Council のサイト(http://aru.civicua.org/)が報じている。
「ウクライナのクリミアがロシアによって掌握されるという状況を解決するために、米外交官たちは24時間体制で働いている」とデンプシー大将は指摘した。
またデンプシー大将は、彼がロシア側の軍人同僚らと話し合いを行ない、「必要な際には軍隊によって応答する」準備が米国にはあるという明確なシグナルをウクライナとNATOメンバーに対して送った、と述べた。
「今後東部ウクライナの状況に圧力をかけないように、そしてクリミアの状況を解決するための条件の整備を許可するようにと、我々は努めて(ロシアに)伝えようとしている」とデンプシー大将は強調した。
危機的状況における米国の軍事介入の可能性はあるか?という質問に対して、デンプシー大将は「それは、事態の進展に応じて評価され、見直されるべき問いである」と答えた。
「我々とNATO同盟国との間には条約義務がある。そして私は、もしこの条約義務が(欧州において)発動されるなら、我々はそれに応答するだろう、と彼らに確約した」とデンプシー大将は述べた。
そして彼は、ロシア軍のクリミア侵攻は欧州のすべての国およびNATO同盟国にとってのリスクを生み出すものである、と警告した。
「もしロシアにそれを行なう権利があるとするならば、つまりウクライナ国内の民族的ロシア人の保護を口実に主権国家に介入する権利があるとするならば、それは欧州にとって、(自国内に他民族集団が居住する)民族的包領ethnic enclavesが存在する場所におけるリスクを生み出す」とデンプシー大将は伝えた。