ウクライナ大使 ロシア軍は撤退を
3月14日 0時05分
ウクライナ南部のクリミア自治共和国でロシアへの編入の賛否を問う住民投票が16日に行われるのを前に、ウクライナの駐日大使が会見し、クリミアを掌握するロシア軍の撤退を改めて求めるとともに、住民投票の実施を後押しするロシア政府を非難しました。
日本に駐在するウクライナのハルチェンコ大使は13日、都内にある日本記者クラブで会見しました。
この中でハルチェンコ大使は、クリミアを掌握するロシア軍について、「問題の解決に向けたはじめのステップは、ロシア軍部隊のクリミアからの撤退だ」と述べ、改めてロシア軍の撤退を求めました。
そのうえで、今月16日にクリミアでロシアへの編入の賛否を問う住民投票が行われることについては、「ボールはロシア側にあり、ロシア政府が考え直すことが必要だ」として、実施を後押しするロシア政府を非難しました。
さ らに日本の対応を巡っては、「G7の首脳らが『ロシアによるクリミア併合は国際法違反に当たり、さらなる行動をとる』とした声明どおりに明確な行動をとる ことを期待している」と述べ、G7の一員としてロシアへの働きかけを強化して、クリミア併合を阻止することに期待を示しました。
ウクライナ:駐日大使「プーチン氏よ、本国へ戻れ」
毎日新聞 2014年03月13日 20時02分
ウクライナのイーホル・ハルチェンコ駐日大使は13日、同国南部クリミア情勢について東京の日本記者クラブで会見した。現地に展開しているロシア軍とみられる部隊の撤退が、今後の解決策を協議する前提条件になると強調。「(ロシア大統領の)プーチン氏よ、本国へ戻れ」と訴えた。
大使はクリミアで16日に予定されるロシア編入を問う住民投票について「正当性は全くない」と主張。主 要7カ国(G7)が12日にロシアに対し、クリミアへの介入停止を求める共同声明を出したことに触れ「日本の対応に満足していないわけがない」と述べた。 その上で、ロシアが譲歩しない場合は、日本も対露制裁を検討するよう求める考えを示唆した。【大前仁】
「ボールはロシア側にある」=駐日ウクライナ大使が会見
記者会見するウクライナのハルチェンコ駐日大使=13日午後、東京都千代田区の日本記者クラブ
ウクライナのハルチェンコ駐日大使は13日、ウクライナ南部クリミア半島を掌握したロシアと、欧米寄りの新政権が対立している問題をめぐり「ボールはロ シア側にある」と訴え、あくまでロシアが外交解決へ向け柔軟な姿勢を見せることが問題解決のカギだと強調した。東京都内の日本記者クラブで記者会見し明ら かにした。
大使は、危機打開のための最初のステップはクリミア半島からの「ロシア部隊の撤退だ」と主張した。一方で、ウクライナ側の武力行使の 可能性については「ヤヌコビッチ政権崩壊に伴う混乱で約100人が既に死んだ。軍事行動のシナリオは賢明ではない」と強く否定。今後に関しては「(ロシア の)返事を待つ」と語り、14日の米ロ外相会談などを通じ、あくまで外交解決を望む考えを示した。
また、クリミア半島に展開中のロシア部隊の数については「1万8000~3万人」と推計。「最新の値」を明らかにした。 (時事)(2014/03/13-18:20)
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