1月24日、テロリストにより再びおぞましい人道に対する犯罪が犯された。マリウーポリの居住地区の砲撃の結果、30名を超える平和的住民が死亡、90名以上が負傷した。暫定的データによれば、砲撃は、多連装ロケットランチャー「グラート」により行われた。
全世界は、犠牲者の一人一人に対する悲しみを表明し、その家族及び親族に対し、心からの哀悼の意を表明している。負傷者の一刻も早い回復を願う。
この犯罪は全面的かつ客観的に捜査され、罪のある者は必ず然るべく処罰される。OSCE特別監視ミッションに対しては、かかる捜査を直ちに開始するよう要請する。
砲撃は、ウクライナの諸都市に対する更なる攻撃の用意がある旨のテロ組織「ドネツク人民共和国」司令官による直前の声明、またロシア正規軍部隊、兵器及び重火器のドネツク州及びルハンスク州への越境が大きく活発化していたことを背景に、行われた。
ドンバスにおける違法な武装組織によるテロ活動に対する支援を継続する #ロシア 及びウクライナに対する戦闘活動に直接的に参加しているロシア軍兵士は、ヴォルノヴァハ、デバリツェヴェ、ドネツク、マリウーピリ及びその他多くのウクライナの都市、村における無実な犠牲者に対し、完全なる責任を負う。
ロシアが遂に義務を果たし、部下に対する影響を講じ、彼らに対する支援を停止するよう期待する。我々はまた、ロシアに対し、自らの軍部隊のウクライナ領内からの早急なる撤収、ウクライナ・ロシア国境の閉鎖及び国際監視の確立も含む、ミンスク合意の完全なる履行を要求する。
国際社会に対しては、その他のものも含め、今回のテロ犯罪を非難するよう要請する。本日は、テロ組織、及びテロ組織を支援し、資金を提供し、庇う者に対する文明世界の断固たる行動がこれまでになく必要とされている。