我が国東部での事態収拾に向けたポロシェンコウクライナ大統領の和平計画はウクライナを支援する諸外国から強く支持されている。
ウクライナ国家元首のイニシアチブに対しては、6月23日にルクセンブルグで行われた会議において、EU加盟国の外相らにより肯定的評価がなされた。同会議にはウクライナ外相のパヴェル・クリムキンも参加した。
事態収拾のプロセスは同時に武装集団の軍事行動が妨げている。
テロリストたちは銃器を用い、反テロ作戦区域を砲撃している。この数日でテロリスト側による停戦違反が10件確認されている。ウクライナ軍の7つの検問所と軍事拠点が砲撃を受け、軍の隊列に3回の攻撃があった。
テロリストたちは学校、街のインフラを破壊し、鉄道線路の爆破を続けている。特に、ドネツク州のイロヴァイスク―クテイニコヴォ区間では武装集団による破壊工作により貨物列車14両が脱線した。
武器使用停止が宣言されてから、この2日間だけでも武装集団による停戦違反が30件以上起きた。
これらの例は武装集団の真の意向を表している。彼らが関心を持っているのは人々の命や安全に関心ではなく、ウクライナの国家体制、平和、地域の平穏を損なう計画を履行することなのである。
今生じている状況の中で、極めて重要な役目を果たすのは国際的な団結であり、平和的解決に対する統一的評価である。
ウクライナはロシア連邦に対し、直ちに親ロシア派テロリストに働きかけ、ドネツク州とルガンスク州の非合法武装集団が無意味で、破滅の運命にある軍事行動を止め、直ちに降伏し、人質と行政府建物を解放し、傭兵がウクライナの領土から立ち去るよう必要な具体的措置を取るよう断固要求している。