在日ウクライナ大使館

, キエフ 23:38

二国間地域協力

二国間地域協力の現状

ウクライナ・日本の地域間協力

両国関係において地域間協力は非常に重要な意味を持つ。

1986年、オデッサ州と神奈川県(県庁所在地の横浜市は日本で2番目に人口が多い)は、友好交流の発展に関する共同声明に調印を行った。この合意により、両国は相互理解と友好的関係をより一層深めていくことに同意した。これまでに文化的、人道的、医療分野など、様々なプロジェクトが実施されている。

2006年、ドニプロペトロフスク地方行政府は、広島市が提唱した平和市長会議に参加を表明した。

地域間での経済的協力も進んでいる。2006年8月14日~16日、京都商工会議所会頭がウクライナを訪れ、キエフ市議会やキエフ実業界の会議に多数参加した。訪問中、ウクライナ医療技術アカデミーおよびキエフがんセンターに対する最新小児医療機器購入に関する助成金提供について表明した。

地域発展政策に関して、日本は地方の発展に特に注目している。そのため、ウクライナ代表団の公式訪問では、東京だけでなく、日本国内の経済的、文化的、歴史的な地域を各地訪問し、地域間協力の発展に大きく寄与した。こうした交流のおかげで、ウクライナ代表団は、関西(大阪、京都)、中部(名古屋)、中国(広島)、九州(長崎)など日本の各地方を一度ならず訪問する機会を得た。ウクライナ政府関係者および日本の地方行政機関関係者の交流により、地域間協力ひいては2国間の包括的関係がさらに発展している。

両国の姉妹都市の関係

ウクライナ・日本の姉妹都市

キエフ市およびオデッサ市は、それぞれ京都市と横浜市の姉妹都市である。オデッサと横浜は1965年、キエフと京都は1971年に姉妹都市となった。各行政機関やNGOの間では、横浜オデッサ友好委員会や寺田バレエ校長の高尾美智子氏が主催し、両国姉妹都市の関係発展を目指す京都文化協力団体など、親密な関係作りが行われている。

芸術、教育、スポーツ、文化交流など文化、人道面での協力は、姉妹都市の関係において最も重要である。また、インフラ開発、経済、社会、文化的事業等の情報の交換も、市議会間で活発に行われている。

近年では、地方行政機関の首長同士の交流が盛んになり、両国姉妹都市の関係が活性化されている。2002年、キエフ副市長のV.ロマシュコが、キエフ・京都姉妹都市30周年の記念行事に参加した。2005年、ヴィクトル・ユシチェンコ大統領主導の代表団の一員としてE.フルヴィツ・オデッサ市長が訪日し、横浜市を訪れ市議会の会合に出席した。

高尾美智子氏の尽力により、キエフ国立舞踊学校による数多くの芸術イベントが京都で開催された。寺田バレエスクールおよびキエフ国立舞踊学校の生徒は、共同のガラコンサートに多数出演した。2009年8月、「ウクライナ・日本の若手アーティスト」プロジェクトの枠内にて最後のガラコンサートが開催された。

2009年、ウクライナの国際的イメージや文化交流の尽力に対し、高尾美智子氏にプリンセス・オリガ勲章が授与された。

2010年、オデッサ市と横浜市は姉妹都市45周年を迎え、2011年にはキエフ市と京都市が姉妹都市40周年を迎える。両国関係者による記念イベントの準備が進んでいる。